逆コンパイラ"jd-gui"をUbuntuに導入する方法

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コンパイラ"jd-gui"をUbuntuに導入する方法です。

結論から書くと

以下のコマンドでダウンロード&インストールできます。(バージョンは2021年7月時点)

ダウンロード

wget https://github.com/java-decompiler/jd-gui/releases/download/v1.6.6/jd-gui-1.6.6.deb

インストール

sudo dpkg -i jd-gui-1.6.6.deb

簡単に解説

ダウンロード

wgetは指定したURLからファイルをダウンロードするLinuxコマンドです。書式は次の通り。

wget [任意のURL]

今回はjd-guiのファイルが公開されているURLを指定した訳です。

インストール

dpkg -i [任意のファイル名]

dpkgは指定したファイルをインストールしたりアンインストールしたりするコマンドです。正確に書くと、Debian系でパッケージを管理するコマンドです。dpkgの後に-iと書いてありますが、これは「インストールするよ~」という意味ですね。最後にインストールするファイルを指定しています。ちなみに、今回私はdpkgコマンドを使ってしまいましたが、aptコマンドで代用可です。というより、aptコマンドを使った方がいいでしょう。
aptコマンドを使う場合は次のようになります。

sudo apt install jd-gui-1.6.6.deb

さらに書き加えると、aptでもapt-getでもインストール可能ではありますが、aptの使用が推奨されています。

一番最初にsudoと書いてありますが、これは「root権限でコマンドを実行するよ」という合図で、パスワード入力を要求されることがあります。今回はsudoで実行しないとエラーが出るかと思います。

記事を書いた経緯

CTFに挑戦するための勉強として「セキュリティーコンテストチャレンジブック」という本を参考に環境構築を行っていましたが、Ubuntuにjd-guiという逆コンパイラを導入するところで時間を取られてしまいました。2015年出版という古めの本だったためか、どうやらjd-guiの公開先URLがGitHubへ変更されていた模様。Linux系初心者である私はコマンドを使ってファイルをダウンロード&インストールすることに慣れていないため、いろいろ調べたものを備忘録的に残そうということです。